国立小学校 学校説明会と、入学後

多くの皆さんが一度は考える国立小学校の受験。

私立小学校より金銭面の負担は少なく良い環境で、最先端の教育方法で勉強出来るとくれば大変魅力的ですよね。

我が家も小学校受験を考えたのは、お友達のご兄弟に国立小学校の方がいたからです。とても素晴らしいお子様達です。

私立小学校ほど敷居が高くない為、色々な方が受験されます。記念受験の方もいます。実際、受験料を払わず、願書を提出に来た人を見ましたよ。。

某国立小学校以外はさほど問題も難しくない。過去問を解かせたら出来たから受験してみた。

なんていうお話も聞きました。

国立小学校の説明会に参加させて頂きましたが、どの学校の先生も共通してお話しされる事は、

「あくまでも国立小学校は教育に関する研究機関である。私立小学校ではありませんので、先取り教育、私立中学受験対策をしてくれるだろう。など、私立小学校と同じような対応を期待されては困ります」

という事です。

当たり前の事を学校はお話しされてると思いますが、ご理解されず、受験されているご家庭も、周りを見てもいらっしゃいます。

研究機関なので、試験の成績や行動観察がよく出来ても合格するとは限らない。その年毎に、入学させたい生徒のカラーの様なものがあると、お教室の先生はおっしゃってました。
後は2度の抽選のハードルもあります。難関ですね。

実際に国立小学校に通ってるお母さま方にお話を聞きました。

教育実習や先生の研修等で授業が変わったりする事が普通にあるようです。平日のお休みも、意外と多いとの事でした。

ご父兄の行事等の参加が多く、負担は多いそうです。役員になると本当に大変だそうです。そして必ず役員は回ってくる。

金銭的負担が少ないという事は、マンパワーで解決という事になるのでしょうか。

全員が付属中学に進学出来るという訳では無い為、皆さん塾通いされてると伺いました。勉強する環境や生徒さん達はとても熱心、真面目で満足されている方が多いとお話されてました。

兄弟で同じ国立小学校に通ってる方は少ないそうです。ここが私立小学校とは違いますね。

受験時期が私立小学校の後ですので、願書提出はされておくと良いのではないかと思います。